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比屋定篤子 2002/05

ゆっくりと末永く歌いたい

約1年間の沈黙を破り、比屋定篤子がいよいよ活動を再スタートさせる。ブラジリアン・テイストのサウンドに乗った彼女の歌声は、これまでの沖縄のシンガーの中にはない、心地よい音の感触を楽しませてくれた。表立ったライブを休んでいたこの間、彼女はFing Tong(フィン・トン)というユニットに参加したり、ハシケンのコーラスとして、元ちとせらと一緒に歌ったりしていた。そんな比屋定篤子から久々にコメントをもらった。

注)2002年5月、6月の復帰ライブを目前にしたインタビューです。

●約1年間、ほとんどライブをやらずに、Fing Tongというユニットでレコーディングされていました。ソロとは別のユニットで活動してみていかがでしたか。

「(フィン・トンの)菅原弘明さんと笹子重治さん(ショーロクラブ)は以前からよく知るお二人でしたが、こんなユニットを組むことになるとは夢にも思いませんでした。でも、おもしろいバランスのユニットになったのではないかと思います。仕上がったCDも、力みのない浮遊感があって、とても気にいっています」

●この1年間の間で、音楽と向き合う気持ちにどこか変化は見られますか。

「変化というほどの変化はありません。でも、沖縄に戻って暮らし始めたからかもしれませんが、ゆっくり末長く歌いたいと、より強く思うようになりました」

●今回、ほぼ1年ぶりのソロライブですが、どんなライブになりそうですか。新曲も歌いますか?

「ギターの笹子さんが作曲して、私が作詞した曲や、Fing Tongの曲も歌います。今回は、コリをほぐすライブを目指したいですね」

●今後の活動について、教えてください。

「定期的にライブをしていきたいです。Fing Tongでのライブもやりたいと思っています」

以前のペースで、というわけにはいかないかもしれないが、これからはまた彼女の歌声を聴く機会も増えそうだ。応援していきたい。

(2002年5月)

●プロフィール
ひやじょうあつこ。那覇出身。ソニーから「今宵このまま」でデビュー。これまでに3枚のアルバムを発表している。都会的なボサノヴァ・テイストの歌の数々は、20代〜30代の女性を中心に広く支持されている。約1年間休止していたライブ活動を6月に再開させる。

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